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2022.09.20

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集合管の漏水



キッチンの排水管接続部の写真です。
枝管ジョイント部分は鉄管を使用しています。こちらは共用部扱いとなり耐火管を使用が義務付けられているからです。
よく枝管部分は専有部ですか?との質問がありますが、基本的に枝管の接続部は共用部です。
漏れている箇所により責任の所在が共用部分か専有部分か?で支払い責任が違いますので、専門家に確認しましょう。

パイプスペースの竪管より漏水がある為、床に被害が出ていました。
原因調査にはマンション管理組合の加入している火災保険の特約、漏水調査特約を使用して開口や人件費、使った機材の請求ができます。
こちらの被害者さんのお部屋は、キッチン裏側に棚を作ってしまった為、点検口がなくなってました。
漏水を探す為の開口は復旧共に保険の範疇ですので、料金は保険屋さん持ちとなります。

今回の漏水の原因は枝管の継手部分が裂けていました。
漏水の原因により保険の適用ができなくなる場合があります。
初めから裂けていたや地震により裂けた(地震保険に加入していないとおりなくなる保険もあります)
など、保険が適応されなくなる事もございますので、結果報告書などは保険の知識のある専門業者にお願いする事が大事です。原因を憶測で保険屋さんに言わない様にしましょう。

今回は共用竪管からの漏水との事で修繕工事と被害復旧工事は管理組合持ちとなりました。
自分の家だからといって、近くの水道屋さんや工務店に頼むのは、実費負担となりますので調査・修繕は漏水専門の知識のある業者にお願いしましょう。

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